僕は短期研修も含めるとスペインに3回留学しました。
1回目は大学の研修で約1ヶ月。2回目は大学の交換留学で1年、そして3回目はスペインの大学院修士課程などで約2年留学しました。
僕がどうしてそれほどスペイン語にハマったのか。どうしてスペイン語を選んだのか。
ここで皆さんに少し紹介したいと思います。
これからスペイン語を勉強しようと思っている人、今勉強していて、これから留学を考えている人の参考になれば幸いです。
実は最初は英語が好きだった
僕が語学に興味を持ったのは、中学に入ってからの英語の授業でした。初めて学ぶ外国の言葉が楽しくて、もっと英語を勉強したいなと思っていました。
当時、友達にハリウッド映画が好きな友達がいて、その友達に映画(当時はまだVHSで、DVDじゃなかったです笑)を借りたりして、たくさん観ていました。地元の小さな映画館では、映画の初回上映が割引で安かった(だいたい土曜日の午前1回目の上映が初回でした)ので、少ないお小遣いを貯めて、友達と映画を観に行ってました。
それで、
「海の向こうにはこんな世界があるのか!海外行ってみたい!」
「この人たちの言ってることが直接分かるようになりたい!」
「外国の友達たくさん作りたい!」
「海外の美女と仲良くなりたい!」
そう思って、これから英語をもっと勉強していこうと思っていました。
しかし、早くも高校で挫折…
好きな科目は英語!と感じていましたが、「好き」と「得意」とはちょっと違いますよね。僕は英語が好きだったんですが、ずば抜けてできるとか、そういうわけでは全くなかったです。
そして、高校での勉強も後半に差し掛かる頃、ふとあることに気づきました。
「発音がわからない…」
意味は勉強して知っているのに、発音がよくわからない。発音記号の読み方もよくわからない、声に出してきちんと読めない、ってことにふと気づいたんです。
その後気付くんですが、発音できないと聞き取れないんですよね。読む分にはわかっても、聞くとわからない、ってこともよくありました。
たまたま運が悪かったのかわかりませんが、僕の高校で入学時に買ったオーラルの教科書なんかは3年間一度も開くことなく(授業で使うことなく)卒業しましたし、発音などきちんと教えてもらえませんでした。ほとんど文法の授業だけ。
「英語は好きだけど、発音できない、話せない」
自分から進んでバリバリ勉強していたわけでもなかったので、気がつけばそんな状態になっており、高校3年の頃には英語に対するちょっとしたコンプレックスと苦手意識ができあがっていました。
大学でスペイン語を学ぶ
とはいうものの、やっぱり外国語が勉強したい。海外に行ってみたい。その気持ちがなくなることはありませんでした。
「英語は専攻しなくても、皆が勉強する、しなきゃいけない時代。だったら、他の言語を専攻しよう(そして英語も勉強しよう)」
大学では別の外国語を専攻しようと思いました。それで、候補に挙げていたのが、スペイン語と韓国語。
この二つで少し迷いましたが、スペイン語は身内にスペイン語を使って仕事をしている人がいるので、なんとなくイイかなぁ、と。ちょっと親近感みたいなものがありました。どんな言語か全く知らなかったですけど(笑)
それから、どうやら発音が日本語に似ていて、簡単らしいと。
あと、話されてる国も多くて、外国人の友達たくさんできそう!と。
ハイ、その程度でスペイン語を専攻することに決めました。
スペイン語、アタリでした!
そんな感じでさほど強い興味や動機があったわけではなかったですが、大学でスペイン語を勉強し始めて、ハマりました。スペイン語の魅力の虜になりました。
何より始めて感激したんですが、発音がマジで楽です。基本、ローマ字読みでいけちゃいます。
しかも、英語は普通大学入学までに中学・高校と6年間は学校で勉強しているので、大学入学時点で既にかなり差がついてしまいますが、スペイン語はほとんどの人が大学から勉強し始めるので、皆スタートラインが一緒なんです。これも僕にとってはプラスでした。最初からクラスメートと差がつきまくっていると、やる気がなかなか出ないですよね。
おわりに
ハイ、というわけで、最初に「皆さんの参考になれば」とか偉そうなこと書きましたが、大した理由がなくて、スミマセン…!
でも、そんな僕でも2度留学し、下手クソながらもスペイン語を話せるようになり、スペイン語圏にたくさんの友達を作ることができています。
ちなみに、英語はその後ほとんど勉強しておらず、見事に抜けてしまいました。中学レベルもあるかアヤシイ。。笑
海外には興味があるけど、英語は苦手だなぁという人!大丈夫、英語ができなくたって、スペイン語はできるようになります!
どうですか?スペイン語、勉強してみませんか?
スペイン語を学ぶメリット、スペイン語やスペイン語圏の魅力はこれからじっくり紹介していきたいなと思っています。
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